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ホントに、マトモに会話できたのは久々だと思う。。
ってか、引越して以来初めてかもしれないなぁー。 晩メシ時だったんだけど、何気にコッチから「元気かい??」と・・・(この時点で既にオカシイ家族だ) 「元気だよ。」と親父。。しかしそれ程調子良さそうでないのは、 食事量からもみて取れる・・・そこで「コレ美味いぞ」と半ば無理な誘いで、 大蒜の紫蘇カツオ漬けを数片食べさせた。。(ヨッシャーーッ!) そこからイロイロ話を引き出して、今不満に思うことやこれからどーしてイキたいか等の話をじっくり聞いた。。 やっぱり、何も変わっちゃいない・・・昔ながらの親父がそこにいましたよ。 我侭で、独占的…そうとは言われてなくても息子の私からすれば、この人は間違いなくアル症的であり、今までのいろんな場面 (親戚同士の家族会議的な場面とか冠婚葬祭などの) において限りなく失敗して来た人だからである。。 すべては飲んでしまったが為に誤解が誤解を呼び、ってか飲んだテメエのせいなのだがそーやって親類からの信頼を失ってきたのである。 ところが、親父がそんなこと自分で認めるワケないので敢えてそのことには触れないで、 (タダでさえ末期ガン。。) それとなく、これから涼しくなったら一緒に散歩しないかと提案してみた。 親父の性格から言えば、ケアのオバハンから指示を受けるより同じ内容でも私の方が男気を出せば、 絶対に通じるモノがあると確信していたし、この時を待っていたと言ってもイイ。。 「オマエも立てない時期があったのか…?」と親父。 「あったよ、、何十回と。でも、今自力で立って歩けるし近距離なら苦しくもないよ」と私。 ちなみに今日の内科の通院で、私の血液状態はかなり正常ラインにハマっているとワカッタ。。w けど、こんな気味の悪いくらい言葉が通じるときが極希であることもワカッテるので 明日になったらスッカリ忘れられてても何ら不思議ではないのである。。 これは完全に私からのエゴなんだけど、こんな1日があったことに感謝したい。。 この1日・・・忘れない。。 さっきの晩メシ時、明らかに私と親父はつながっていたですよ。。 この時間、早くも親父はもう寝てますけどね・・・ww 取ってつけたように言うかもワカンナイけど、、、私自身12ステップをやっていなかったら、おそらく納得も行かずにウダウダとゴネていたと思う。 自分が成長してなかったら、たぶん受け止められてないことだと思う。 ってか完全にスルーしちゃってるな。。 親父はガン告知を受け入れつつも内心グシャグシャだったんだろう・・・ 私自身だってここまで生きて来れたのが奇跡なワケだし。(アル症の方はオワカリかとww) どっちが先に逝ってもオカシクはないのです。。ところがお互い運良くここまで来た。。。 まさに、この道のりが奇跡的ですよ〜! たとえ一瞬でもぶ厚い岩盤を壊しお互いに通じる道を作ってくれたんだから。。(泣 何かの映画であったな・・・「この瞬間は永遠なんだ。。」 いずれ消えるモンだと知ってるが、、今は感じさせてくれ・・・ 最後でもイイ、贅沢は言いませんので。。 ● 親父のホントに好きだった音楽とは何だろう?? Jazzが好きだったとは聞いてるが、どーせ上っ面に決まってるしw 私のjazzCD から随分と貸しっ放しにしててそれを自分のモンと言い張ってるからなぁー。。 そういう人ですよ。。 敢えてこういう曲を送ろう・・・「残りの人生、巧く生きろ!」 これしか言えないよ。。 “Fragile” If blood will flow when flesh and steel are one Drying in the colour of the evening sun Tomorrow’s rain will wash the stains away But something in our minds will always stay Perhaps this final act was meant To clinch a lifetime’s argument That nothing comes from violence and nothing ever could For all those born beneath an angry star Lest we forget how fragile we are On and on the rain will fall Like tears from a star like tears from a star On and on the rain will say How fragile we are how fragile we are On and on the rain will fall Like tears from a star like tears from a star On and on the rain will say How fragile we are how fragile we are How fragile we are how fragile we are 生身のからだに鋼の刃が突き刺さり 流された血が夕陽に染まって乾いてゆく時 明日にでも雨が降れば血痕は洗い流される だけどぼくらの心を襲ったものは いつまでも消え去りはしない ことによるとこの最終的手段は 暴力は何の解決にもならず 行かれる星の下に生まれた者たちにはなす術がないという 一生かけて主張をねじ伏せるものだったのかもしれない 人というものがこんなに脆いとぼくらに思い知らせようと いつまでもいつまでも雨は降り続けるだろう まるで星が涙を流しているようだ いつまでもいつまでも雨は降り続けるだろう 人というものがどれほど脆い存在か 訳:中川五郎 氏 CD『ナッシング・ライク・ザ・サン』より ゴメン、親父。。私はそういう人間なんですよ!! ワカラナイでしょうけど…。
by tightrope_3
| 2013-09-02 21:05
| 家族
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